2022/08/15
皆さま、こんにちは。民俗学・文化人類学分野の小林です。
2022年度も新型コロナウイルスとともに生活を送ることに、
なってしまいました。本年度も大学(学部、大学院)への進学、
在校生のゼミ選択など、なかなか情報も少なく直接訪問
することができない、と思いますので、
ご関心がある方はご参考になさってください。
在校生の皆さま。小林ゼミは現在、対面で授業を進めております。
3年生から専門書を読み始めるのですが、
これまでの課題図書は以下の通りです。
2022年度:ジュディス・バトラー『問題=物質となる身体『
2021年度:デヴィッド・グレーバー『負債論』
2020年度:アナ・チン『マツタケ』
2019年度:ブルーノ・ラトゥール『虚構の近代』
2018年度:エヴァンズ=プリチャード『ヌアー族の宗教』
2017年度:ジェームズ・スコット『ゾミア』
2016年度:レヴィ=ストロース『悲しき熱帯』
以上の本を主軸とし、これ以外の本(人類学の教科書等)も加えつつ、
精緻にゆっくり1年をかけて誠実に読み進めます。
そして、昨年度の4年生の卒論タイトルは下記の通りです。
・地域社会におけるごみ拾いという結節点 ―山口県の海洋ごみ拾いを事例に―
・子どもの遊びの変遷について ―広島市安佐南区の事例から―
・Z世代によるノスタルジア消費 ―山口県内の昭和創業喫茶店を事例に―
・現代社会における火とのつきあい方 ―焚き火をめぐる団体の事例を中心に―
コロナも少し落ち着いてきましたので、昨年は対面をメインに
卒論やゼミ活動を行っております。
また授業としてのゼミとは別に、社会人類学ゼミ(自主ゼミ)も行っており、
こちらは、学部生・院生、小林ゼミ以外の学部学生も来たりして
対面で(マスクはつけつつ)賑々しくやっております。
それ以外の活動に関しましては、個人HPでも報告を行っておりますので
関心がある方は、そちらの方をご参考になさってください。
それでは、例年のようになってしまいましたが、
コロナが早くおさまりますように!