2019/02/06
言語情報学コース（言語学分野）の卒論発表会が2月5日行われました。
発表者は9名で、タイトルは以下の通りです。言語学分野の発表は、世界中のマイナーな言語から日本語の方言までいろいろ登場して、とても楽しいです。
・形態類型論的観点からみた授受動詞と移動動詞の形成法に関する文法的ストラテジー
・動詞の機能語化メカニズム～Serial verb constructionからのアプローチ～
・空間指示表現における場所格と接置詞の境界線～フィンウゴル語とバルト語の比較対照からの考察～
・印欧語の西方群における名詞格標示の変遷とその要因～融合・総合から孤立・分析へのドリフト～
・山口県方言の助動詞「よる」・「ちょる」の意味区別に関する調査と考察
・言語の時間表現の諸相～TAMカテゴリーの融合と類型～
・名詞格標示の現れ方に関する言語類型地理論的考察～能格標示と対格標示の特性～
・シソーラスの特徴に見る概念分類の分析
・人類言語の人称標示とその特質～関与者標示の類型化～
