桑畑研究室(社会学コース社会心理学分野)の紹介をします

桑畑ゼミの4年生に研究室紹介をしてもらいました。なお、「ゼミ」というのは、3年生以降にある演習のことを指します。基本的に卒業論文執筆をゴールとして設定して、それぞれ興味のある文献について発表したり、自分の調査研究から言えそうなことを発表したりして、みんなで議論する時間になっています。

 

桑畑ゼミでは、今4年生が

・「『学校で自分らしくいられるかどうか』が学校適応に及ぼす影響」

・「男性の顔の魅力について」

・「スマホの使用がコミュニケーション能力に及ぼす影響について」

・「LGBTのカミングアウトはどう受け止められるか」

・「化粧品口コミサイトでの情報発信における特徴」

といったテーマで卒業論文※を書いている途中です。

桑畑ゼミは、「優しい」「楽しい」といった形容詞で表現されるような特徴を持っていて、4年生と3年生の仲も良く、定期的に行われるレクリエーションで親睦を深め、楽しく自分たちのテーマに向けて研究を進めています。桑畑先生は、ハンセン病と里親の研究をしているイメージが強くて、「社会問題」に関することに興味を持っている先生です。

ゼミというものは、上に書いたように、みんなで親睦を深める側面もありながら、個人競技的な側面も強く、自分自身で考えたことをみんなに話してコメントをもらい、それをさらに深めながら卒業論文の形にまとめ上げる授業です。「いかにも大学」って感じの授業です。人文学部にはこんな授業もあるので、高校生の皆さんは進路選びの参考にしてください。

桑畑補足:ゼミの紹介を4年生に書いてもらいました。「卒業論文」というのは、自分が関心のあるテーマについて、適した調査・分析方法を選んで、そこから何が言えるか考察しそれを文章にまとめたもののことです。人によって若干の差はありますが、分量としては2万字以上に達するものが多く、大学4年間の集大成になるものですので、「とにかく調べたり考えたり書いたりしてて自分が面白いと思えることを選ぼう」と学生にはいつも言っています。なお、本当の意味での桑畑研究室(僕自身が研究をしたり授業準備をしたりする部屋)としては下の画像のような感じです。いろんなジャンルの本が大量にあって、一見つながりが分からない感じでもあるのですが、自分の中では研究上の関心で何かしらのつながりがあるように思います。散らかっているのはご容赦を。