2018年度の活動記録

皆さん、こんにちは。

わたしが所属しているのは、人文学部の民俗学・文化人類学研究室です。
あまり聞き慣れない言葉が並んでいるので、いったい何をしているところ
なのか(高校生を含む受験生は)想像もつかないかもしれませんね。

山口大学人文学部の学生の専門(所属ゼミ)が決まるのは、2年の後半からです。
以降、そのゼミが主たる学びの場となります。

民俗学・文化人類学分野では、座学だけでなく自分の身体を介して学ぶことも少なくありません。たとえば定期的に地域の行事に参加したり、地域社会の人々と交流したりします。また調査実習や卒論では膝を突き合わせて現地の人々の「生活」に入り込んでいきます。

 

 

2018年前期は、お神輿を担いだり、子どもと一緒に蛸壺工房で土をこねたりしました。いずれも座学(テクスト)では知りえない感覚を学ぶことが出来ます。お神輿を担ぐときの「サラシ」はとてもきつく巻きますが、いわば腰のサポーターとして機能しているのが分かります(見ているだけではなかなか想像し得ないことです)。

 

 

また蛸壺づくりも実際に自分の手でこねることを通して、改めてプロの技術に感動します。

 

このようにテクストからだけでは知りえない「学び」を得意とするのが、民俗学・文化人類学分野の特徴のひとつです(とはいえ分厚いテクストもたくさん読みます!誤解のなきよう)。人文学部というと、資料とにらめっこするイメージが強いかもしれませんが、人文学部の中にもさまざまなコース、分野があります。もうすぐオープンキャンパスですので、皆さんの身体を介して是非確かめにいらしてください!