小林ゼミ(2020年度②)

皆さま、こんにちは。

2020年度は新型コロナウイルスの関係で

なかなか大学に来れませんでしたが、秋学期からは

少しずつ対面授業も増え、「日常」を取り戻しつつあります。

ただ今後、新型コロナの再流行の可能性もあるため

引き続き注意が必要であり、状況に応じては再びオンライン

での授業になるかと思います。臨機応変に対応していければと思います。

 

2020年度の秋学期は、一部対面での「仕事」ができましたのでその記録です。

 

9月、東アジア研究科の博士課程に在籍されていた曹紅宇さんが

無事に博士号を取得されました。曹さんは、苗族の宗教的職能者の

ご研究を専門とされております。既にさまざまな研究会や学会にて

お声掛けがとまりませんが、今後ますますのご活躍が期待されます!

 

 

10月に入りますと、民俗学・文化人類学分野では、

民俗調査実習の本格的な原稿執筆がスタートします。

前期、夏季に調査した内容を精査して報告書としてまとめます。

調査は調査に協力していただいた方々のお力添えあってのものです。

お礼と報告書に関する調査日誌を発送する作業の様子です。

 

 

11月に入りますと、卒論の調査や執筆も佳境に入ります。

4年生の今年のテーマは、オンライン居酒屋、クラフトワーク、

地域猫とそれぞれの関心に沿ったものですが、皆さん少しずつ

調査データを厚くしている状況です。素晴らしい卒論になることでしょう。

 

 

また、11月半ばには、山口大学が開催校となり、

日本華僑華人学会が開催されました。新型コロナという

状況もあり、対面開催は危ぶまれましたが、感染対策を

とって、大学院生・研究生の協力のもと、無事に

研究大会を開催することができました。

 

 

今回の学会は小規模学会だったため開催可能になったものと

考えます。非常に幸運に恵まれました。体温管理や事前登録制、

座席指定などご協力いただきました皆さまには感謝の念に堪えません。

 

 

また、今回の学会では、エクスカーションとして

経済学部の東亜経済研究所および商品資料館を見学をさせて

いただきました。関係諸機関の皆さまにも厚くお礼申し上げます。

 

 

さて、小林自身の活動ですが、同じく11月、山口地域社会学会にて

鬼揚子に関する研究報告をいたしました。わたし自身、これまで

あまり山口に関わりのある研究報告がなかったので、

少しでも山口地域とつながりのある調査・研究ができれば

と思っております。地域の研究も進めていければと思います。

 

 

今後、新型コロナの状況次第で、大学の授業やゼミのスタイル

がどう変わるか分かりませんが、変化に抵抗するのではなく、

変化を何かの契機、あるいは何かのリソースに変換しながら、

研究、教育に携わっていければと考えております。

 

受験生の皆さま、在校生の皆さま、卒業生の皆さま、

(また)どこかでお目にかかれるのを楽しみにしております。