小林ゼミ(2021年度①)

2021年度も新型コロナウイルスとともに生活を送ることに、

なってしまいました。本年度も大学(学部、大学院)への進学、

在校生のゼミ選択など、なかなか情報も少なく直接訪問

することができない、と思いますので、

ご関心がある方はご参考になさってください。

 

在校生の皆さま。小林ゼミは現在、対面で授業を進めております。

3年生から専門書を読み始めるのですが、

ここ最近(5年)の課題図書は以下の通りです。

2021年度:デヴィッド・グレーバー『負債論』

2020年度:アナ・チン『マツタケ』

2019年度:ブルーノ・ラトゥール『虚構の近代』

2018年度:エヴァンズ=プリチャード『ヌアー族の宗教』

2017年度:ジェームズ・スコット『ゾミア』

以上の本を主軸とし、これ以外の本も加えつつ、

精緻にゆっくり1年をかけて誠実に読み進めます。

 

そして、昨年度の4年生の卒論タイトルは下記の通りです。

 

・ハイブリッドな社会における人と野良猫の関係の築き方―山口市の猫管理団体を事例に―

・⼿仕事とマテリアリティ―⼭⼝県⼭⼝市仁保の靴職⼈を事例に―

・コロナ禍における飲酒の場―オンラインサービスのサードプレイス論からの考察―

 

昨年は、4年生が3人だったので、「密」を避けつつも、

密なゼミ活動を行うことができました。

これも山口大学人文学部の少人数ゼミの特色かと思います。

 

昨年はゼミもオンラインで行うことが多々あったのですが、今年は

換気をしつつ対面で授業を行っております。ただ、いなか大学ですので

窓を開けていると、トンボなどか入ってきます(笑)

 

 

すぐに素手でとらえられるゼミ生(女子)もすごいですね。

皆さん逞しいです!

 

春学期は比較的コロナが落ち着いている時期があったので、

何度か、大学近くの川原で焚き火会をしました。

地方大学ならではの楽しみもたくさんあります!

 

 

穏やかな日常が戻るとよいですね。

 

さて、大学院の方は現在、修士の院生が2名おりますが、

2人とも、山口大学の学内研究会と学外の研究会で2回ほど

口頭発表をするなど、精力的に研究を進めております。

 

 

それぞれの方の研究活動が充実したものになることを

心より願っております。