小林ゼミ(2021年度②)

 

皆さま、こんにちは。

 

受験生の皆さま、都心部の大学もよいですが、地方の大学もなかなか過ごしやすいですよ。むしろ都市部でこれまで過ごされてきた方は、山口大学などの地方大学の方が、新鮮な出会いがあるかもしれません。新型コロナウイルスの影響で海外留学がなかなか難しい昨今、選択肢の一つとして、国内留学はいかがでしょうか?(^-^)

 

2021年度の秋学期は、新型コロナウイルスが少し落ち着いた状態からはじまりました。昨年はなかなか活動が難しかった、落研(落語研究会:顧問は小林)も今年は少しずつ対外的に活動できるようになってきたようです。

10月、山口大学落語研究会主催の、第一回江島屋カップ(落語あり、漫才あり、コントありの対抗戦)の審査員(審査委員長?)を務めてきました。お声がけいただき大変ありがたい限りです。気分はオール巨人師匠!当日は蝶ネクタイをまき、厳正なる審査を行ってきました。正直、授業なんかより何倍も何倍も神経を使い、大変疲弊しました(笑)

 

 

大学の授業は、一部オンライン、一部対面という状況が続いております。大教室での授業は150人を超えるとさすがに教室が密になってしまうのでオンラインですが、満員御礼の授業は1限の授業であったため、学生にとっては冬の寒い朝に大学に行かなくてすむということで、好都合だったかもしれません。

 

ゼミに関しては、大学院はオンラインと併用(日本に入国できない留学生用)、学部のゼミは完全に対面でやってきました。

 

 

小林ゼミは例年、野生鳥獣の狩猟文化をテーマを選ぶ学生がいることが多いのですが、今年も例にたがわず、狩猟を研究テーマとする方がおりました。夏休み明けに彼に会うと、なんと罠猟の免許をとったとのこと。すばらしいですね。生き物と人間の生活領域が近い、山口大学ならではの研究テーマだと思います。

 

 

対面授業の中では、授業後に、「最近買ったから、先生試しに着けてみてください」とのことで、4年生の男子学生からVRゴーグルでホラー動画を見させられることもありました…。エレベーターのホラームービーだったのですが、ホラーは苦手なので非常に怖かった…です。VRゴーグルをつけている様子は、はたから見ると非常に「まぬけ」であることも露呈しました。

 

 

まだまだ新型コロナウイルスの影響は続きそうですが、秋学期は始まってから年末にかけて比較的影響も少なく穏やかな日々を送ることができました。大学院生なども対面で学会発表ができ、また対面で忘年会をすることもできました。もちろん、オンラインはオンラインのよさがありますが、時間と場所を共有するということは、非常に贅沢なことだと改めて感じた今学期でした。

 

 

それぞれの方の日常生活、研究活動がより充実したものになることを心より願っております。

 

社会人類学ゼミ(小林主催の自主ゼミに関してはこちらから)