山口大学名誉教授平野芳信氏の人文学部異文化交流研究施設講演会での模様をオンデマンドで配信しました

人文学部異文化交流研究施設は1997年の設立以来、数々の学術講演会を開催してきました。例年は、海外または学外の研究者をお招きし、学生、教員や一般市民を対象とした講演を大学キャンパス内で行っています。本年度は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、人文学部で初めてとなる遠隔講演会の形式により、開催を試みることとなりました。

今回の講演会では、人文学から学問を発信する形で長年、村上春樹の研究に取り組んでこられた本学名誉教授の平野芳信氏に講演をしていただきました。平野氏は2020年3月末に人文学部を定年退職されましたが、惜しくも最終講義が新型コロナウイルス感染拡大のため中止となっておりました。このたびは、同氏の最終講義と異文化交流研究施設講演会を組み合わせ、Zoomによる遠隔発信を行うことにより、講演内容を幅広い聴衆に届けることができました。当日は、海外からの視聴を含め、総計83名の参加者と多数のアンケートもいただき、大変好評でした。

今回、講演会の模様をオンデマンドで配信することとなりました。ご出席がかなわなかった方々も、是非ご覧になっていただきたくご案内いたします。

 

第37回 山口大学人文学部 異文化交流研究施設講演会

【講 師】山口大学名誉教授 平野 芳信 氏

【題 目】『村上春樹と架空の作家ハートフィールド』

【開催日時】2020年12月20日 14時~

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