令和2年度 修士論文発表会が開催されました

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2021年2月12日(金)、「令和2年度 修士論文発表会」が、人文学部構内小講義室にて開催されました。本会は、人文科学研究科に所属する当年三月修了見込の大学院生が、それぞれに執筆した修士論文の研究成果を発表するものとして、毎年この時期に開催されているイベントです。本研究科および学部に所属する、全教員・院生・学部生に向けて広く開かれた、研究発表とディスカッションの場として、貴重な機会となっています。今年度は計4名の大学院生による発表が行われ、限られた時間の中、そして十分な感染予防策のもと、活発な議論が交わされました。

 

今年度は、新型コロナウィルス感染状況の影響を受け、大学院生の研究活動も、大きな不便や困難をともなうものとなりました。その中にあって仕上げられた論文の成果を、最後に対面方式で発表していただけたことには、例年以上の意義があったと言えるでしょう。

 

なお、本会終了後には、「院生指導を考える(Ⅱ)」と題して、研究科所属教員によるFD研修会が、引き続いて開催されました。大学院における研究・教育のあり方については、本研究科内でも今後の方向性が模索されている最中です。ここでもまた活発な意見交換が行われ、当日は全体として、大学院の存在意義をさまざまな角度から見つめ直す、貴重な機会となりました。