外山健二先生が「令和5年度第2回日本ホイットマン協会賞」を受賞しました

人文学部 外山健二教授が、著書『ポール・ボウルズ 越境する空の下で』(春風社、2020年)により「令和5年度第2回日本ホイットマン協会賞」を受賞しました。

この賞は、日本ホイットマン協会からアメリカ文学等に関する優れた単著に対し、授与されるものです。

本書は全424頁にわたる越境作家アメリカ人ポール・ボウルズ(1910-1999)に関する日本語による初の本格的な研究書です。アメリカ文学などといった個別の伝統的な文学研究に資するだけでなく、世界の国々・各地域において英語で書かれた文学作品を研究対象にする研究方法や21世紀の世界文学を俯瞰する学術研究に寄与する本書の意義はとてつもなく大きなものであります。

日本ホイットマン協会から、その業績が高く評価され、協会賞の賞状が贈呈されました。