『山口大学文学会志』第60巻を発行しました

『山口大學文學會志』第60巻を3月31日付で発行しました。

今号も、人文学部の教員と大学院生による気鋭の論著十数本を掲載しています。

発言権/力の獲得―福岡アジア美術トリエンナーレの十年  藤川哲
萩藩中期の山代紙  田中誠二
高橋たか子の『亡命者』を読む  井上三朗
山口大學棲息堂文庫漢籍目録(稿)  根ヶ山徹
ステンカ・ラージンの反乱  尼川創二
在日バングラデシュ人の滞日形態とネットワーク形成をめぐる覚書  山本真弓
中国人学習者が求める日本語教師像―マインド・マップ調査に基づく考察―  林伸一・衛蕾
日本と中国における「鬼」のイメージの差異について―マインド・マップ調査の分析―    佐々木翔太郎
韓国語のいわゆる軽動詞構文の分類  和田学
[書評]朱淵清著『書写歴史(歴史をどう書くか)』  高木智見
フリードリヒ・シラーとヘルメス的伝統 坂本貴志(本文独語 Schiller und die Hermetische Tradition   Takashi Sakamoto)
東アジア国際学術フォーラム「東アジア伝統芸能の世界」特集  阿部泰記・フォーラム実行委員会

本号も、YUNOCA(山口大学学術機関リポジトリ)で、近日中にインターネット公開の予定です。大半の掲載論文について、全文が見られます。どうぞご活用下さい。
(現在、59巻まで、すべて公開中です。)