異文化交流研究施設第21回講演会報告

2011年6月2日(木)に、第21回異文化交流研究施設講演会を、レンヌ第2大学主任准教授・アンベール-雨宮裕子先生を講師にお招きして、「水界の母神―日本とブルターニュの伝承の比較研究」という演題で、開催いたしました。ご講演では、日本とフランス・ブルターニュ地方は海に囲まれた地という風土を共有して、水界に母神を見る古代の信仰にも共通点が見られることなどを、沢山のスライド写真も交えながら、大変分かりやすくお話いただきました。非常に興味深い内容に聴衆は引き付けられ、多くの質疑応答も交わされました。そして、あっという間に予定の1時間半が過ぎてしまいました。学生教職員および一般市民の方々、合わせて34名の参加があり、とても盛況でした。異文化595異文化0599