教員著書刊行情報

歴史学コース担当 橋本義則教授の著書が刊行されました。

橋本義則 著
古代宮都の内裏構造 吉川弘文館 2011年7月

古代宮都の内裏構造 表紙

<書籍データ>
* 単行本(A5): 342ページ
* 出版社: 吉川弘文館 (2011/07)
* 言語 日本語
* ISBN-10: 4642024816
* ISBN-13: 978-4642024815

<著者からひとこと>
私は、これまで30年以上に亘って日本の古代宮都に関する研究を行ってきました。その範囲は7世紀の飛鳥の宮々から10世紀までの平安宮に及びます。そのうち平安宮の成立過程を天皇の住む内裏を主たる対象として分析した『平安宮成立史の研究』を15年余り前に刊行しました。本書はそれに次ぎ、さらに問題関心を古代の権力のあり方にまで広げ、平城宮を中心とした8〜9世紀初めの古代宮都の具体相を通じて明らかにしたものです。
なお、以下にAmazonでの本書の紹介文を掲げます。
「長年の発掘調査により、古代宮都の構造が明らかになりつつある。天皇が居住し、宮都の中心をなす重要な区画である内裏の構造を、考古学と文献史料の成果を有機的に連関させ分析する、新たな古代宮都研究の方法を示す。」