教員著書刊行情報

歴史学コース担当 橋本義則教授の編著書が刊行されました。

橋本義則 編著
東アジア都城の比較研究 京都大学学術出版会 2011年2月

東アジア都城の比較研究 表紙

<書籍データ>
* 大型本(B5): 428ページ(この他巻頭カラー口絵4頁)
* 出版社: 京都大学学術出版会 (2011/02)
* ISBN-10: 4876989907
* ISBN-13: 978-4876989904

<著者からひとこと>
本書は、私が研究代表者となり、平成16年以来、日本学術振興会の科学研究費補助金の交付を受け、日本史・東洋史・考古学を専門とする日中韓三国の都城研究者の方たちと行ってきた国際的な共同研究の研究成果第一弾です。これまでの7年以上に及ぶ共同研究で得られた写真や資料などの物的財産、そして都城に関する様々な知識とともに、研究のために新しく作った東アジア比較都城史研究会での研究会や、国内外の都城遺跡の踏査といった、研究交流で得られた人的財産はかけがえのないものです。その一端は比較都城史研究会のHPでも紹介しています。
なお、以下にAmazonでの本書の紹介文を掲げます。
「膨大な考古学・歴史学的知見がありながら、明確に比較されてこなかった日本、朝鮮、中国の都城。その共通特性とは?違いとは?「羅城」「葬地」「禁苑」「壇廟」という四つの要素ごとに、日・中・韓の第一線の研究者が都城の姿や性格、誕生と変容について、最新の調査成果をもとに縦横に議論し、比較の視点と方法論を模索する。」