就職活動体験 4年 村上侑里

私はこの度、積水ハウス株式会社の総合職で内定を頂きました。私の就職活動は迷いや失敗の連続でしたが、そこから学んだことをお話し、少しでも後輩のみなさんの参考になればと思います。

まずは、エントリーシートのアドバイスです。私は、エントリーシートで失敗することが多く、当初とても苦戦していました。2月下旬頃になって、通過したエントリーシートと、そうでないものを先輩や就職支援室の先生方に見て頂き、ようやくコツが掴めるようになりました。

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その時私が大切だと感じたことは、”簡潔さ”と”熱意”が感じられること、そして”企業の特徴と自分の良さをきちんとつかむこと”です。

エントリーシートでしっかり自分の良さをアピールし面接に繋げたいと思うと、つい内容を盛り込み過ぎてしまい、かえって印象が残りにくくなります。特に人文学部では長文を書く機会が多いので、たった数行に思いを込める作業は意外と苦戦しました。あまり欲張り過ぎず、自分の最も自信のある経験や長所に絞って書くこと。そして、人事の方が読みやすく、実際に会ってもっと詳しく話を聞きたいと思ってもらえる程度におさめると、良いのではないかと思います。

また、就職活動中は何十枚と提出されると思いますが、企業研究を十分に行い、その企業にしか使えないエントリーシートを書いて下さい。そして、自分の長所・夢と企業の持ち味・目指すものが合わされば、WinWinの関係が成り立つということが伝えられたら最高です!

最後に就職活動を振り返り、私はどんなに行き詰まった時も、何らかの形で行動したことが内定へ繋がったと感じています。企業研究するもよし、新聞を読む、就職支援室に立ち寄ってみる、誰かに相談する、何でもいいので行動することです。

実際に私は、最も辛かった時期に相談した家族の「辛い時はいつでも帰っておいで」という一言が再スタートをきる力になりました。そして同時に、『家』がもつ魅力を実感し、『人の暮らしを支えるだけでなく、幸せを創造・提供する営業がしたい』という軸と『住まいづくり』が一致すると気づくことができました。また、勇気を出して申し込んだ展示場見学が、今の内定先を受ける動機を生み、圧迫面接でもきちんと受け答えできるだけの知識と熱意を得ることに繋がりました。

動けば何か変わります。動いた分だけ、それが自信となり、出会いやチャンスを生みます。今年は開始が昨年より遅くなり、ますます大変だと思いますが、諦めず行動し続ければ、必ず良い出会いが待っていると思います。大学の支援や周りの人たちの力をしっかり借りながら、最後は自分を信じてやり遂げて下さい。応援しています。