就職活動体験 4年 濱田茂明

私はこの度、山口大学事務職員の内定を頂きました。これから国公立大学職員、また、公務員を目指す人の為に、私自身の公務員試験体験記をお話します。

濱田茂明くん

濱田茂明くん

私は生協の公務員講座を、3年の5月頃から約1年間受講していました。公務員試験は科目が多く、最初の頃は、その日の宿題・復習だけで手一杯で、勉強時間もあまり多くありませんでした。ただ、それで成績はあまり良くなかったので、12月の終わり頃から本格的に勉強し始めました。その際、何時から何時までは勉強時間、というような、1日の大ざっぱな勉強計画を書いた紙をテレビ画面に張り付けて勉強していました。また、その日勉強した科目名をスケジュール帳に書き込んで、自分の勉強が偏っていないかどうかのチェックにも使いました。

次に、1~4年の頃に、大体自分が公務員試験の為に何をしていたかを書きます。1年の頃は、公務員試験の為に、ということは特にしていません。今思えば、共通で大学や山口についての授業をもっと受ければ良かったかなと思います。2年の頃も同様です。3年の夏には、山口県庁へインターンシップに行きました。山口大学はインターンシップの公募はしていなかったのですが、後で聞いたところによると、自分で大学へ問い合わせて、インターンシップをさせていただいた方がいるそうです。自分が本当にインターンシップに行きたい官庁・企業があるなら、そうしたことをしてみても良いと思います。その他にも、官庁の説明会などはできる限り行って、情報収集をしました。また、そうした説明会等で質疑応答の時間があれば、必ず一つは質問するようにしました。4年の頃は、上記のとおりです。

最後ですが、私が公務員試験で最も重要だと思うのは志望理由です。公務員志望の方でたまに、公務員は安定しているから、という理由で志望される方がいます。もちろんそれも立派な理由の一つだと思いますが、そうした気持ちだけで受かるのはやはり難しいと思います。なぜ自分はそうした「安定」というものに魅力を感じるのか、そして、公務員は本当に安定しているのか、どのような意味で安定しているのか、等といったことは良く考えてみてください。