研究プロジェクトの紹介(1)―〈教え、学び、分かること〉の基礎的探究

山口大学哲学研究会は、山口大学に所属する哲学、思想系の教員を中心とした組織です。人文学部のほか、教育学部や時間学研究所の教員を中心に、退職・転出された先生、非常勤講師の先生が会員です。

昨年度は山口大学時間学研究所との共催で研究セミナー「物語あるいは人生の時間」(2012年2月23日)を開催したほか、研究会誌『山口大学哲学研究』第19巻を刊行しました。

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研究会誌へは、学内会員5名、名誉会員3名からの寄稿がありました。それぞれの論文は以下の通りです。

目次

対話形式導入による哲学講義改造の試み…………………佐野之人

グローカリィティ研究の課題―ゲディスとウォード&デュボス…………………………………………………………………藤川 哲

歴史の言語的弁別について…………………………………青山拓央

豊澤一著『近世日本思想の基本型 定めと当為』書評…………………………………………………………………栗原 剛

ルソーにとってロビンソンおよび金曜日とは何であったか(1)………………………………………………………………末松 壽

パトリック・ゲディスの「地人論」………………………奥津 聖

放射能汚染と放射性廃棄物をめぐる諸問題について:宗教学とサステイナビリティ学の狭間から……………………………木村武史

『今昔物語集』天竺部における釈迦仏ならびに衆生の理解(4)………………………………………………………………柏木寧子

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