2012/06/14
平成24年5月30日（水）の16時から、人文学部小講義室において、米国Wayne State UniversityのDanielle McGuire准教授を講師に招き、「The Radical Rosa Parks」という演題の講演会を開催した。「公民権運動の母」と呼ばれ、耐え忍ぶ聖女・礼節をわきまえた淑女のイメージで捉えられてきたローザ・パークスであるが、実は、大胆不敵で、計算の上で行動した敏腕活動家であった、という指摘は大変興味深かった。講演は英語で行われたが、英文の原稿が前もって配布され、また、藤永康政先生による名通訳のおかげで、参加者は十分に内容を理解することができた。一般市民も含む約40名の方々にご参加いただき、質問も多く出て、1時間半の講演予定時間を15分オーバーする盛況ぶりであった。（文責：SO）
