4年生の就活体験談(3)

今回は藤川さんの体験談です。

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私は、愛媛県の地元の市役所に内定をいただきました。私が公務員を目指そうと思ったのは、もともと児童福祉司という仕事に興味をもっていたのがきっかけです。独学で勉強をするのは難しいと思ったので、3年生から山口大学生協の公務員講座を受講することにしました。

藤川さんの体験談

藤川さんの体験談

また、当時は部活の執行部にも入っていました。講座が終わった後に執行部の話し合いに参加していたため、思ったように勉強できない時期もありました。周りが勉強している中、部活の仕事をしている時は、正直焦りと不安でどうして執行部に入ったのだろうと後悔したこともあります。でも、これらの経験が面接のエピソードとして言えたり、自己アピールにもつながったりしたので、やってよかったなと思います。そして何より、部活の仲間と大切な時間を過ごせたと思いますし、たくさんのことを学ぶことができました。きっと今後、社会に出ても生かせると思います。

12月には部活の執行部の仕事が終わったので、公務員勉強に力を入れることができるようになりました。学科の授業はほとんどなかったので、図書館や研究室を利用して勉強しました。追い込みの時期は、日中、図書館で勉強し、閉館してからは研究室で勉強するようにしていました。

公務員の試験は、国家総合職の一次試験から本格的に始まります。基本的に受けることのできる試験種は、ほぼ併願しました。私は、第一志望が地元の市役所だったので、試験は7月にありました。市役所の一次試験に合格した後は、生協の方に面接練習をお願いして、二次対策を行いました。面接では、志望動機や自己アピール、大学生活のことなどの基本的に聞かれることを、自分の経験をもとに話すことができるようになっておくことが大切だと思います。そして、9月下旬に地元の市役所から内定をいただきました。来年の4月からは、地元の市役所で働く予定です。

約1年半、勉強に追われ、その他の事もしなくてはならない時期はとても大変でした。先が見えない状況で、いつまで勉強すればいいのだろうと不安でいっぱいでした。でも、振り返ってみると、大変だったけど、講座のつながりで新しい友達ができましたし、辛いことばかりではなかったなと思います。

また、私が最後まで頑張ることができたのは、一緒に勉強している友達がいたからです。きっと一人では1年半、頑張り続けることはできなかったと思います。皆が頑張っているからやろう!と思えたり、皆で息抜きしたり、友達の存在は大きいと思います。

公務員を目指している人は、最後まで諦めず頑張ってください。最後になりましたが、皆さんが希望の就職先に内定しますことを心から応援しています。

以上