研究プロジェクトの紹介(5) ―山口大学哲学研究

山口大学哲学研究会は、山口大学に所属する哲学系(思想史、宗教学、美学・美術史を含む)の教員を中心とした組織で、会誌の発行、合評会、研究発表会などの活動を行っています。人文学部のほか、教育学部や時間学研究所の教員を中心に、退職・転出された先生、非常勤講師の先生が会員です。
研究会誌へは、学内会員3名、名誉会員4名からの寄稿がありました。それぞれの論文は以下の通りです。
tekkenshoei
※各論文タイトルをクリックすると、山口大学学術機関リポジトリの「詳細」ページが表示されます。最上段の「フルテキストURL」のリンクを再度クリックすると本文を読むことができます。

『ウスター倫理学注解』とその背景
── 13世紀西欧の『ニコマコス倫理学』注解書 ──
…………… 周藤多紀

なぜベルクソンは心霊研究に関心をよせたのか
── 哲学上の方法論の観点から──
……………………………… 村上龍

ロボットと人間の融合は何を意味するのか?
最近のロボエシックスの議論を手掛かりにして
……………….. 木村武史

ルソーにとってロビンソンおよび金曜日とは何であったか(2) ……………………………………………………………………………………… 末松壽

直観の哲学としての西田幾多郎『善の研究』 ………………….. 来栖哲明

アダム・スミスの経済思想と経済的自由主義 ………………….. 山本勝也

パトリック・ゲディスの「エウトピア」論 …………………………….. 奥津聖