2016/07/07
6月23日(木)、山口大学人文学部異文化交流研究施設主催の学術講演会を開催しました。
第31回にあたる今回は、京都にある国際日本文化研究センターからマルクス・リュッターマン准教授をお招きして、「一筆啓上―縁・間隔・断絶・交際の記号学を考える」のタイトルで講演をしていただきました。
言葉の選択や、書き文字の崩し方の度合い、返事をもらえるまでの時間をどのくらいだと期待するかの表現など、さまざまな事柄から人間関係を捉えることについて、詳細に論じてくださいました。
多様な領域に関わる話題を縦横に行き来する刺激的なお話で、聴講者から大変好評でした。
本年度後期にも、第32回講演会を開催する予定です。お楽しみに。