第63回中国四国地区中国学会大会が開催されました

第63回中国四国地区中国学会大会が、6月3日(土)、人文学部大講義室で開催されました。

本学会は、中国・四国地区の中国学研究者によって毎年度開催されているもので、今年は山口大学が開催校の順番に当たっています。当日は、中四国の大学・高専などから多くの教員・院生・研究生が集い、中国思想や中国文学に関する8件の研究発表が行われ、活発な討論が繰り広げられました。
当日行われた研究発表の題目は次の通りです。

上海博物館蔵戦国楚竹書『恒先』における「自生」「自作」「自為」について
『易緯稽覧図』に見えたる卦気説について
鬼と交わる病気
哲学研究としての「朱子」の可能性(Ⅱ)
楊万里「心学論」の思想
何遜詩に見る夕暮れの風景
梅堯臣の日常詠
宋初平易派古文家と「怪奇」な古文