言語学研究室

 皆さんこんにちは!オープンキャンパスももうすぐですね。
 言語学研究室は人文学部棟6階にあります。当日はアイスやお菓子などを用意してお待ちしています!

 さて、まずは筆者が言語学研究室を選んだ理由から書いていこうと思います。
元々は違うコースを希望していたのですが、乾先生(言語学研究室の教員です)の授業を受けた際に、他コースでは学べない言語学や音声学に興味を持ちました。先生の他の授業を受講していく中で、今まで触れたこともないような論や聞いたこともない言語(アムハラ語など。先生はペラペラです)を知り、面白そうだと思ってこの研究室を志望しました。

 普段の講義では、言語の音声や形態、語順などを様々な言語を例にして学びます。演習では、学生全員が自分の興味を持った言語を取り上げ、「この言語はこんな感じです」と紹介する授業もあります。その際にはパソコンやその言語の専門書を駆使して発表準備を進めていくので、情報収集力やパソコンのスキルがかなり上がります。また、その演習の最後に、各自が様々な国の料理を作って全員で食べ合う料理対決もしました。「クスクス」という粒状のパスタを用いたり、生魚+ヨーグルトという日本では考えられないようなレシピもありましたが、全体的に味が良く、楽しい会となりました。授業内容や料理対決については乾先生の教員ブログに詳しく載っているので、そちらもぜひ見ていただければと思います。

 試験週間の様子ですが、各自がレポートやテストに追われているため、今回の夏休み前の試験週間はゼミ生全員が研究室に缶詰め状態になりました。全員で教え合ったり支え合ったりして、時には徹夜もしましたが、夜に湯田街の温泉に入りに行ったり乾先生から差し入れがあったりと、辛いながらも楽しい試験週間となりました。

 最後に、取得することができる資格や就職先について簡単に説明します。現在、言語学研究室では、筆者も含めた3人の学生が教員免許の取得を目指しています。3人共がたまたま国語の教員(中・高)を目指していますが、もちろん英語の教員免許(中・高)の取得も可能です。また、図書館司書の免許を取得志望の学生もいるので、資格について気になった方は、オープンキャンパスで質問や相談に対応するのでぜひおいでください。
 就職先は様々なので一概には言えませんが、学校教員や公務員、業種を問わず様々な一般企業に就職しています。また、専門学校(言語聴覚士の学校)に進学する学生もいます。具体例を挙げると、留学して韓国語を極めた先輩は、韓流をプロデュースする会社に就職されました。卒業論文でも、韓国で現地調査をされていました。自分の好きな言語を極めてそれが就職につながるということも、言語学研究室の1つの魅力とも言えます。

 拙い文章で長々と書いてしまいましたが、皆様が少しでも興味を持っていただければ幸いです。言語学研究室でお待ちしております!
(特派員L)