人文学部で学んだこと(第2回):哲学・思想コース4年生Bさん

先日より始まった、在学生の視点から、人文学部で学べることをインタビュー形式で紹介してもらうコーナーの第2回目です。

今回は、哲学・思想コース4年生のBさん(山口県出身)です。

 


  • 山口大学人文学部に入るまで

――山口大学の人文学部を受験することに決めたのは、どういったことからですか?

最初は、高校の頃に学んだ倫理の授業から西洋哲学に興味を抱き、山口大学人文学部の受験を決めました。

 

  • 人文学部で学んだこと

――なるほど。人文学部に入学後、特に学んだことについて、何が面白かったですか。また、それによって自分はどう変わりましたか?何か覚えていることを教えてもらえれば。

入学後、美術史に興味を抱きました。もともと絵画鑑賞などは好きでしたが、美術史という学問があることを意識したのは授業を受けてからです。研究の対象として芸術作品を観る機会を得て、これまでにない面白さを感じました。

 

  • 卒業後の進路

――そうなんですね。「好き」の対象としての芸術作品と、「研究」の対象としての芸術作品とでは、また見え方が変わってきますよね。ちなみに卒業後の進路はどういった方向ですか?

公務員です。

――進路と人文学部で学んだことと何かつながっていますか?

専攻分野と仕事に直接的な関連はありませんが、観光に興味を抱いていることもあり、その地域の博物館等で行われる企画展に関与する機会があれば、専攻分野で学んだ視点を活かせるのではないかと思っています。

 

  • 高校生に向けて

――いいですね。博物館等で行われる文化的企画って、企画者に専門的な視点があると、深みも広がりも出てきますしね。最後に、山口大学の人文学部を志望している高校生に向けてメッセージをお願いします。

大学に入れば色々面白いこともありますので、それを励みに受験頑張ってください。


第2回目は以上です。Bさん、ありがとうございました。

今後も不定期で、人文学部の在学生たちに「人文学部ではこういうことが学べるよ」といったことを紹介していってもらう予定です。