2022/07/11
人文学部4年の壽惠村(すえむら)です。いろいろあって山大生6年目なので、学内になかなか知り合いがいなくて、、、どなたかとお話しできるチャンスが欲しいという願いをもちながらも、まずは自分から情報発信するのが懸命だと考え始めた今日この頃です。
今回が人生初めての記念すべきブログになりますので、私が長らく興味をもってきた「留学」について書かせていただきます。
私は欧米言語文学コースのヨーロッパ文学・比較文学(フランス系)研究室に所属しています。2021年9月から2022年1月までフランスに滞在し、現地の語学学校に通っていました。交換留学制度は利用しておらず、直接フランスの語学学校に申し込みをしました。
ここでは、自分で留学を手配することについて、簡単な流れと、留学準備中に私が感じたことをお伝えします。
自分で留学を手配すると決めてから、私が行った手続きは大きく分けて下のようになります。
山口大学に対して
- 休学届提出 ➡ 事前に担当教員と面談の必要あり
現地語学学校に対して
- 入学手続き ➡ 事前に留学先を比較検討する必要あり。提出書類の準備や、費用の確保も必要。メールでのやりとりができる程度の語学力が必要。
- 住居の確保
- 入学許可証の取得 ➡ 事前に提出書類一式を準備する必要あり
その他
- パスポートの申請
- VISAの取得 ➡ 提出書類の準備、大使館での面接の必要あり
- 飛行機の予約、海外保険の契約
- コロナ関連の手続き ➡ 随時情報収集の必要あり
やることが多いです。本当に苦労しました。自力で手続きを進めるということは、留学先や住まいなど、多くを自分で決められるというメリットがある反面、これらの手続きの責任はすべて自分にあるため、何にも、誰にも保証されていないという点で不安が大きかったです。
一方で、留学生活が叶ったときの達成感は言葉にできないものがあります。語学学校ではじめて授業を受けた日には、あまりの安心感と喜びで涙腺が崩壊しました。また、「これだけ苦労したのだから留学生活を無駄にはできない」という気持ちは、留学期間中にかなり高いモチベーションを与え続けてくれました。
さらに、誰にも保証されない留学は「自分のことは自分でする」という意識と態度を身につけるのに役立ちました。困ったことに直面して途方に暮れることがないよう、事前に念入りな情報収集をする習慣も身につき、それによってより多くの人と知りあうことにつながりました。
自分で手配する留学はかなり大変な面がありますが、振り返ってみると、「損して得取れ」のごとく、実際の留学生活の充実度合いを確実に上げてくれたので、覚悟ができるのであればという条件付きで、強くおすすめします。
このブログが留学に行きたいと思っている方や、交換留学以外の方法で留学してみたいと思っている方の目にとまればいいなと思っています。もし興味をもってくださった方がいれば、ぜひお話ししたいので、下のアドレスまでご連絡いただけると大変嬉しいです。
人文学部学務係 hc134(at) yamaguchi-u.ac.jp
※ (at) は @ に置き換えて下さい.
(壽惠村夏未)