学内アルバイト(生協編)

 山大生の中には、学内で働いている人もいます。そのアルバイト先のひとつに、山口大学生活協同組合、いわゆる生協があります。職場が学内なので、空きコマを使えるのが最大の利点です(但し、生協の職員さんに空きコマを把握されます)。テスト期間はシフトを控えめにしてくれる一面もあって、大学の学業に理解があるのがこのアルバイトのいいところです。それから就業日ですが、土曜・日曜はたいてい休みになります。やはり学生は勉強第一ですから、休日に早起きしてゼミ研究室に来ると、授業の課題が捗るので大いに活用しています。山口市にはあんまり遊ぶところがないのがよかったです。

 私は、大学生協の書籍やパソコンを扱う部門で働いています。大学生やその親、大学職員・教員の方々を相手にサービスを行い、出版社や取次、メーカーとのやり取り等を行っています。その中でも、私は同じ大学生を相手にすることが多く、生協の本屋さんのレジ業務とPC相談業務、それからパソコン講座の運営スタッフをしています。一旦生協で働き始めると、芋づる式にお仕事を紹介されるのが生協の特徴で、断りづらくなります。

 パソコン講座の運営スタッフは、全員学生で構成されています。学部も学年もバラバラなので、スタッフ同士の交流は楽しいです。講座終わりに一緒に夜ご飯に行ったことも何回かあります。

 生協の本屋さんのレジ業務とPC相談業務は、吉田キャンパス中央にある「FAVO」という施設が勤務地です。本屋さんは「FAVO books」といって、FAVOの2階にあります。書籍だけじゃなくて、パソコン周りの機器や文具の購入、レンタカーや飛行機の予約もできたりもします。山大グッズもあります。なかには意味不明なものもあり、どうして「山大せんべい」なるものを開発したのか、私もよくわかりません。とにかくそこで「共通教育棟のPC相談室は開いている時間が短いし、情報基盤センターは敷居が高い気がして…」とトボトボやってきた大学生の相談に乗っています(情報基盤センターに行かないと解決しないと判断すれば、すぐに行くように背中を押しています)。ただ、生協でパソコンを買った方しか力になれないのが申し訳ないところです。

 (特派員 T)