学食生活~ミーラーの愉しみ~

山大の近くには湯田温泉という温泉街があり、またキャンパスの周りにも美味しいお店がいくつもありますが、学内には、学生証ひとつで学食のご飯を食べられる、「ミールプラン」というものもあります。これは、前払いをすることで、栄養バランスの良い食事を毎食取ることができるサービスになります。このプランは、勉強や部活で忙しい方や、自炊がめんどくさいという方にオススメです。ちなみに私は後者です。私は、ライトといって、一日の上限額1000円+朝食代200円の中で、自由にメニューを選ぶことができるものを利用しています。朝食代はオマケなので、利用するだけお得になります。

食堂ボーノでは、揚げ物や小鉢が充実していて、選び方次第でヘルシーなメニューにすることも、沢山食べることもできます。また、丼や麺も色々な種類があります。私は甘いものが好きで、デザートはある程度制覇しています。オススメはパンナコッタです。また、一日の配当分を使って、favoカフェを利用することもでき、ドリンクだけでなく、パンやオシャレなワンプレートメニュー等もあります。ここのフライドポテトは激うまです。

毎日学食のご飯を食べていて、飽きないのか?と思われたかもしれませんが、メニューは毎週更新され、ときどき数週に渡る地域料理フェアが開催されます。そのため、飽きを心配することなく食べることができます。

ミール制度を利用する人は、山大では通称「ミーラー」と呼ばれていますが、ミーラーになって良かったのは、テスト前で課題に追われている時や、疲れきって今日は何もしたくないって時に、お金の心配をせずにご飯を食べられることです。作らなくていい、食べた後に洗い物をするストレスがないというのは、大変な時ほど助かります。

ただ、土曜日は昼のみの営業、日祝はお休み、長期休暇期間はその混合になっていて、休日の食事は面倒を見てくれないのが残念な点です。そのため私は長期休みを自炊の練習期間だと捉えています。大抵、三日坊主に終わりますが。

ちなみに、生協で買い物をするなら 、「ちょるかプラス」というアプリが便利です。詳しい事情は知りませんが、「ちょるか」というのは山口弁の会話語尾に使われる「ちょる」をアレンジしたご当地マスコット「ちょるる」をICOCAやSUICAみたいに電子マネー用にもじったものかと思われます。このアプリは、残高をスマホで確認できたり、溜まったポイントをお金に変換したりするのに用います。また、アプリ内のクイズに答えるとポイントが付き、私の知る限りでは1日に300円貰えることもあります。毎日気付いた時にやるだけで、結構お金が溜まっていきます。

なんだか生協大好き人間みたいになってしまいましたが、山大に入学した時には、このようなツールを利用してみるのもひとつの手です。

(特派員 M)