①ひと夏の思い出 ー秋吉台・秋芳洞ー

こんにちは、人文学部1年のFです。

大学に入学してから半年が過ぎました。一人暮らしを始めたころは、春風の強さに驚いたり夜道をひとりで歩くことに心細く感じたりしていましたが、だんだんこの生活にも慣れてきました。夏の長期休暇が始まるころには、集中講義やサークル活動、バイト、帰省、旅行……など、多くの予定に追われ、この日々が充実しているように感じてきました。

山口県外出身の私は、あまり山口県について知りません。そのため、山口大学を卒業するまでに山口県内の様々な場所へ訪れ、豊かな自然や文化に触れていきたいと思っています。その一部を皆さんと共有していきます。

 今回紹介するのは、山口県美祢市にある「秋吉台」と「秋芳洞」です。

 山口大学の最寄り駅の一つの湯田温泉駅から新山口駅まで電車で、さらにバスで約40分移動して着くことができます。

 「秋芳洞」は、秋吉台国定公園の地下100mの南麓に開口する日本屈指の大鍾乳洞で、洞内の温度は四季を通じて17℃で一定し、夏涼しく冬は温かく感じるそうです。この日は霧が発生していて、神秘的な写真をとることができました。一緒に訪れた友人と、なぜ水が青っぽくみえるのか……とあれこれ考えながら洞内を進みました。実は、私は写真で秋芳洞の入り口から洞内までを見たことがあったのですが、今回自分の目で見て、その空気を肌で感じることができ、やはり本物には勝つことができないと思いました。実際に足を運ぶことで得られるものがあるものですね。

 「秋吉台」は日本最大級のカルスト台地で、1955年に国定公園(秋吉台国定公園)に、1964年に特別天然記念物に指定されています。「秋芳洞」を抜け、「秋吉台」に行くまでの道のりは少し厳しいものでした。「秋吉台」に着いてからすぐ夏みかんソフトクリームを食べました。山口県産の夏みかんとミルク感が強いソフトクリームの相性は抜群でした。「秋吉台」は、その景色が圧巻のもので、山口は自然が豊かな場所だと頭ではわかっているつもりだったのですが、この時初めて完全に理解することができたと思います。この美しさは、ぜひ足を運んで自分の目で見てみてください。

参考文献

・山口県美祢市秋吉台国定公園観光情報 https://karusuto.com/spot/akiyoshido/