就職活動体験報告 4年 坂本陽平

私はこの度、広島県高等学校(政治経済)教員の内定を頂きました。これから教員を目指す皆さんに私なりのアドバイスをさせていただきます。

まず合格を勝ち取るために一番大事なことは志望理由です。これは教員に限らず民間に就職を希望されている方にも言えることだと思います。「なぜ教員になりたいのか、教員になって何がしたいのか」「なぜこの企業に就職したいのか、他の企業じゃダメなのか」こういった問いにきちんと答えることができ、誰にも負けない強い気持ちを持っていれば長い勉強期間、就職活動も乗り切ることができ、結果はおのずと付いてくると私は思います。

坂本陽平くん

坂本陽平くん

次に、具体的な話になりますが勉強方法などについてです。私は、生協の教員講座を利用したので本格的に勉強を始めたのは12月頃からです。教職教養は講座で専門教養は独学で始めました。アドバイスとしては、まず過去問を見ることと自分に合った勉強方法を確立することです。過去問を見て最初はハードルの高さに驚きますが、半年もあれば大丈夫だと思います。勉強方法の確立に関しては私自身が遅かったので、早めに確立させたほうがいいと思います。覚えることが多かったので私は単語カードを作ったり、穴埋めシートを作ったりなどして自分が一番覚えやすい方法を考えました。

試験に関しては大学受験と同じです。ケアレスミスをなくし最後まであきらめずに頑張ってください。難しい問題でもそれは周りの受験生も一緒なのでいかに点数の取れるところで取るかが大事だと思います。二次試験に関しても、一年棒に振るわけにはいけないので、開き直って思い切りやってやるくらいの気持ちで臨んでみてください。

最後になりますが、一番大事なのは志望理由、気持ちだと思います。自分がこの職場で働いている姿を想像しながら勉強していくといいかもしれません。長い期間の勉強は辛いことかもしれませんが、息抜きをすることも忘れずに自分なりのペースで頑張ってください。