人文学部で学んだこと(第12回):哲学コース(宗教学分野)3年生Kさん

在学生の視点から、人文学部で学べることをインタビュー形式で紹介してもらうコーナーの第12回目です。

今回は、哲学コース(宗教学分野)3年生のKさん(岡山県出身)です。


  • 山口大学人文学部に入るまで

――山口大学の人文学部を受験することに決めたのは、どういったことからですか?

中学3年生の時に、図書館司書という仕事にあこがれて国立大で図書館司書の資格を取得できる講義が受講できると知り、山口大学の人文学部に受験しようと決めました。

  • 人文学部で学んだこと

――なるほど。人文学部に入学後、特に学んだことについて、何が面白かったですか。また、それによって自分はどう変わりましたか?何か覚えていることを教えてもらえれば。

もともと歴史学を専攻分野として考えて入学したのですが、実際に授業を受けていく中で一番面白いと感じている授業が宗教学の授業ですね。自分自身、アニメなどのサブカルチャーが好きで、その好きな分野について研究対象にしているということに大きな衝撃を受けたこと、これはぜひ深く探求していきたいと思えるようになり、今は歴史学ではなく宗教学の分野について研究しています。さらに、宗教学を学んでいくことによって人間の本質や直感的な感じ方について理解できるようになってきます。

  • 卒業後の進路

――宗教学分野でもサブカルチャー研究が盛んですからね。日常的で、研究対象には一見なりにくそうなことを掘り下げて考えていくのって面白そうだなと思います。サブカルチャーを専門的に深く掘り下げて研究できるのも人文学部の魅力ですよね。ちなみに卒業後考えている進路を教えてもらってもいいですか?

最初は図書館司書を志望していたのですが、大学生活を通じて自分自身のできること・出来ないことを発見していき、今は一般の企業への就職を考えています。

  • 高校生に向けて

――入学時に持っていた志望を大事にしながら、大学で学んでいく中で新たな志望を築いていくのも重要なことですよね。最後に、山口大学の人文学部を志望している高校生に向けてメッセージをお願いします。

山口大学人文学部は自分自身の興味を深め、また思わぬ面白い学問分野との出会いがある場所であると私は感じています。縁あってこの学部に受験される方にも、この経験ができると信じています。無事に辛い冬を越え、貴方のもとに桜咲く春が訪れることを願っています。


第12回目は以上です。Kさん、ありがとうございました。

今後も人文学部の在学生たちから、「人文学部ではこういうことが学べるよ」といったことを紹介していってもらう予定です。