ガクセイ社会科見学に参加して

こんにちは!人文学部2年のOです。私は8月30日に行われた地域未来創生センターの若者定着支援室が主催したガクセイ社会科見学に参加をしました。今回は本年度第1回であり、柳井市と岩国市を訪れました。私は県内出身ですが、行ったことのない場所であったため高揚した気分で当日を迎えました。

 

~in 柳井市~

まず、柳井市にあるカワノ工業株式会社を訪問しました。この会社のCMはとても印象に残るものです。是非皆さんも調べて聞いてみてください。会社の概要を説明してくださったのは、広報担当の方などではなく社長直々であったため驚きました。なんでも、会社全体を知っているのは社長だけであり、自分が説明した方が良いというお考えをもっていらっしゃいました。会社の特徴として様々な仕事を請け負っているということを学びました。現在、変化が著しい社会になっていることから、この会社は幅広い業務で人々を支えていることが伝わってきました。受身になるのではなく、自分から仕事を見つけて取り組んでみることの大切さを理解できました。

 

~in 岩国市~

次に、岩国市にある朝日鉄工株式会社を訪問しました。ここでは、岩国寿司(別名 殿様寿司)のお弁当を堪能しました。写真を載せておきます!岩国市に来た際には食べてみてください。とても美味しかったです!

左下にあるのが岩国寿司です!

 

昼食の後は、会社の概要を人事課の方が説明してくださいました。また、今年山口大学を卒業された方に社会人として働くことについて説明を頂きました。まだ慣れない職場であるため、質問をすることが多いが優しく教えてもらえるとのことでした。分からないことは積極的に質問をするべきであると学びました。この会社で、直近の最も大きな業務は、錦帯橋の全面架け替え工事に携わったことであるそうです。実際に錦帯橋に行って棟梁に話を聞くことができました。最近はデジタル化によって、パソコンなどでも設計図は書けます。しかし、一番大事なことは継承をすることであり前の棟梁の経験などを生かして架け替え工事を行ったそうです。デジタル化は便利であるが、だからと言ってアナログを無碍にしてはならないことがよく伝わりました。

山口県が誇る錦帯橋です!

 私は、工場見学にこれまで一度も行ったことがなかったため大学生になってこのような経験ができたことが嬉しかったです。工場勤務となると理系の人たちが就職するものだと思っていましたが、文系出身の方も働いていると聞きました。イメージで判断するのではなく、経験や対話によって物事を理解することが自分の未来につながるのではないかと思いました。ガクセイ社会科見学の第2回にも参加したいです。皆さんも山口県の良さを見つけるためにぜひ参加してください!

2年(O)