武道への「愛」起動しませんか?

こんにちは、人文学部1年のBです。

皆さん、合気道という武道をご存じですか?

中学校や高校においては、剣道部や空手道部はよく見かけますが合気道部はほとんどないように思います。その名前を耳にしたことはあるものの、実際に見たことのある方や体験したことのある方は少ないのではないでしょうか?

実は、山口大学には合気道部と合気道同好会があり、どちらも積極的に活動しています!今回は、合気道同好会に所属している人文学部の友人Iにインタビューを行い、合気道の魅力を語ってもらいました!

合気道同好会の活動日・活動時間、また雰囲気を教えてください。

お稽古は、毎週火・水・土曜日に20時から22時まで行っています。講義のある時間と被ることがないため、「講義で部活に行けないかも…」といった心配はご無用です。

また、先輩・後輩や学部に関係なく仲が良く、いつも和気あいあいとしています!もちろんお稽古には緊張感を持って取り組むため、メリハリのきいた雰囲気を味わえます。

合気道同好会に入会したのはなぜですか?

小学3~4年生の頃、父親に連れられて道場で合気道を習っていたのですが、当時毎回のお稽古が非常に楽しかったのを思い出したからです。高校時代までいったん合気道からは離れていましたが、大学入学後に「体を動かせるサークルに入りたい」と考えていたところ、この同好会の存在を知って入会を決めました。

合気道を習う中で、楽しさを感じる瞬間はいつですか?

先輩がなさる美しい型を見たり、自分自身が体をうまく動かして美しい型をつくれたりするときです!また、合気道におけるすべての型には「決まり」があるため、どうすればさらにきれいな型をつくれるかを追求することができます。試行錯誤しながら練習を積み重ねるなかで、自身の成長を実感できるのも楽しさの一つだと考えています。

合気道を通じて得られるものは何だと思いますか?

個人的には、大きく分けて2つあると考えています。

1つ目は、礼儀正しさです。一列に並んでお辞儀をしたり、正座したりすることは合気道の基本です。お稽古を通じて身体で礼儀を学び、日常生活においても自然とそのようなふるまいができるようになっていくと思います。

2つ目は、謙虚さです。合気道において「投げ」を行う場合、もちろん投げる/投げられる人がいますが、互いの協力なくては投げ技/受け身の一連の流れを美しく見せることはできません。そのため、練習を通じてお互いを尊重し合う姿勢の大切さを理解していけるでしょう。また、優れた技術を持ちながらもおごることなく、「自分はまだ発展途中である」と考えている方が多いです。それは同級生や先輩に限らず師範も同様で、謙虚な姿勢でストイックに練習を続けるからこそ成長できるのだと日々実感しています。

ちなみに、投げを通じて「疲れない体の使い方」も学べると思います☺

合気道をするうえで求められるものはありますか?

1つ挙げるならば、「素直さ」だと思います。お稽古においては、師範から技や型を一つ一つ教えていただくことになります。その教えを素直に受け止め、吸収することにより上達していくことができます。また、分からない点があれば師範や先輩方に何度でも尋ねることが大切です。そのため、質問を「恥」ではなく「成長する契機」と捉えられる素直さを持っている方ほど、合気道に向いていると思います。

最後に、心に残っている師範や先輩方の名言はありますか?

師範が以前おっしゃった「お腹を充実させる」という言葉です。師範は、技の説明の際によくたとえを用いなさるのですが、そのうちの一つの表現です。

また、ある先輩がおっしゃった「肘から下は木の棒」という言葉です。これは、体の動かし方の説明の際に使われた喩えです。他にもいろいろありますが、これらの言葉が技や型の上達を支えてくれたと思います。

 

皆さん、合気道に少しでも興味を持っていただけたでしょうか?

山口大学には他にも様々な武道系の部活・サークルがあるのでぜひ調べてみてください!

1年(B)