カナダ留学

橋本さんの写真

言語文化学科英語学・英米文学コース3年
橋本 有未(はしもと ゆみ)

外国の文化を直接見たい、大好きな英語をもっと勉強したいという思いから、私は1年間カナダのリジャイナに留学することを決めました。リジャイナは街の中に大きな湖があったり郊外にはキャノーラがあったり、自然がきれいでフレンドリーな人ばかりの町でした。
1年間ホストファミリーにお世話になりながら最初の9カ月は留学生用プログラムに通い、残りの3カ月は大学に聴講生として登録して学校の授業を受けました。学校では韓国人、中国人、サウジアラビア人など多くの留学生に出会いました。彼らと英語で一緒にグループワークをしたり雑談したり相手や自分の国について会話をするだけで刺激を受ける毎日でした。母国語やバックグラウンドが違うにも関わらず、英語を介することでコミュニケーションがとれることが本当に嬉しかったです。
家ではホストファミリーとの会話やカナダ家庭の料理を楽しみました。ホストファミリーはいつも根気よく話を聞いてくれました。イースターやカナダディやクリスマスなどのイベントでは一緒にお祝いをしたり、ホストファミリーはカナダの文化を私に教え、体験させてくれました。
各学期の間の休みにはカナダを旅行してまわりました。ナイアガラの滝を見たりカナディアンロッキーでスノーボーディングをしたり、壮大な自然を満喫しました。
さまざまな人と接し、多くのことが学べたリジャイナでの生活は内容が濃くて毎日がとても楽しかったです。この留学で、日本にいるだけではできないようなことをたくさん経験し、吸収することができました。カナダ留学で得た経験は私を精神的に大きく成長させてくれたと思います。他の国からの留学生の友達と話すことで客観的に日本を見ることができるようになり、今まで気付かなかったことに気付きました。また、違う国の人と話すことで、無意識にもっていた固定観念を取り払って人と接するようになり、遠い国と思っていたものが近くになりました。リジャイナに留学して自分の視野が大きくなり、違う言語・価値観をもつ人と国籍を越えてコミュニケーションをとれるようになったことで英語がもっと好きになりました。自分の責任も大きくなり、その緊張感からかいい方向に自分が変わったと思います。留学を諦めようかとも思ったことがあったし留学中もつらいことがあったりもしたけど、得たものが多く本当に行ってよかったです。