2014/03/09
以下は、ホームカミングデー(2013年11月23日)に来訪された卒業生へのインタビューの模様です。
聞き手:今日はご来場どうもありがとうございます。
現在のお仕事についてお伺いしてもよろしいでしょうか?
森 實:山口大学図書館に勤務しています。
聞き手:ということは、人文学部の科目の履修をつうじて図書館司書資格を取得し、
そのうえで母校にご就職されたわけですね。
森 實:そういうことになります。
聞き手:図書館に関する知識等のほかに、
人文学部での学習、研究によって身についたことはありますか?
森 實:人文学的素養の全般を養うことができたと思いますが、
フランス語・フランス文学研究室に所属していましたので、
とくにその方面の知見は深まりました。
聞き手:人文学部で得たその人文的素養や知見は、現在役にたっていますか?
森 實:はい。図書館で働いている関係上、
人文学的素養は直接的に業務に関係してきますので、
たいへん役にたっていると思います。
とくに、フランス語やフランス文学にかんする質問を受けたさいなどには、
そのことを痛感します。
聞き手:なるほど。大学での学びの材料がすなわち現在の業務の内容、
というわけですからね。
聞き手:ではさいごに、いまの学生に一言アドバイスをいただければ幸いです。
森 實:人文学部では比較的少人数での教育、研究指導が行われているので、
ぜひ先生との距離を縮めて、密度のたかい学生生活を送ってほしいと思います。
勉学以外の場面でも、たとえば先生もまじえてスポーツ・イベントを催す、
などしてみたらどうでしょうか。
そうした日々の交流が研究や進路相談のうえでの信頼関係を生み、
そしてそのことがひいては母校への愛着にもつながると思います。
聞き手:本日は、どうもありがとうございました。