2014/03/09
以下は、ホームカミングデー(2013年11月23日)に来訪された卒業生へのインタビューの模様です。
聞き手:今日は、どちらからいらっしゃいましたか?
藤 本:神奈川県からです。
聞き手:遠方よりご来場ありがとうございます。
藤本さんは、2012年の春に人文学部を卒業されたということで、
学生時代のことで覚えていらっしゃることも多いと思います。
どうぞよろしくお願いします。藤本さん、現在のお仕事は?
藤 本:はい。高校の教師をしています。国語が専門です。
聞き手:そうですか。
人文学部で教職課程の勉強をなさって、免許を取られたのですね?
藤 本:はい、そうです。
聞き手:今振り返ると、人文学部での学習・研究によって、
どんなことが身についたとお思いになりますか?
藤 本:そうですね。まず、日本語学・日本文学コースで専門的な勉強をしましたから、
文学に関する知識は、かなり身につきました。
それから、プレゼンテーションの能力も向上したと思います。
日本語を上手に使いこなせるようになったといいますか。
聞き手:具体的には、どのような力なのでしょうか?
藤 本:たとえば、根拠を明確にして述べる力ですね。
聞き手:なるほど。
聞き手:人文学部で身についた「人文的素養」は、
現在役にたっているでしょうか?
藤 本:もちろんです。私は高校教員ですから、
日々の国語の授業のなかでとても役立っています。
それ以外にも、プレゼンをするような機会が社会人になると増えますから、
そのような時、役に立っているという感覚があります。
聞き手:最後に、いまの学生に一言アドバイスをいただければ幸いです。
藤 本:保守的にならず、いろいろなことにチャレンジしていってほしいですね。
山大の人文学部では、留学や語学研修のチャンスもあるでしょうから、
ぜひ挑戦してみるとよいと思います。
聞き手:本日は、どうもありがとうございました。