国立科学博物館へ行ってきました

こんにちは。4年のFです。

私たち4年生の多くは10月2日に内定式があったのではないでしょうか。

私も内定式のために東京へ行ってきました。式の翌日に半日ほど一人の自由時間ができまして、そこで上野にある「国立科学博物館」へ行くことができました。

 

最近ではクラウドファンディングをしているということで話題に上がった科博ですが、

国立科学博物館、通称「科博」は日本でも一番の歴史と規模を誇る総合博物館であり、常設展では2~3万点の展示を楽しめます。しかし実際に所蔵している資料は500万点を超えるそうで常設展示されているものは500万点の1%にも満たないそうです。(国立科学博物館公式 かはくチャンネルより)

 

私が人文学部の授業で印象に残っていることの一つに鑑賞の楽しみ方についての話があります。「美術館に行っても、どんな作品が良いのか、悪いのか知識がないから分からない楽しみ方が分からない」という学生のお悩みに対して先生はこのようなお話をされていました。

自分は長い間ずっと美術作品を見続けているからその良し悪しはわかるようになってくる。何十年も飲んでいたらワインの味が分かってくるのと同じだ、と。細かな記憶が怪しいので受け取り方が間違っていたら申し訳ないのですが、最初から分からなくてもいいから見て、知っていくことが大事、そうすれば徐々に楽しめるようになるということだと思い、積極的に美術館や博物館へ行ってみようと心がけています。

 

 

前置きが長くなりましたが、今回は特別展「海-生命のみなもと-」へ行ってきました。科博のこともあまり知らず、海に泳ぎに行ったこともない日焼けが嫌なインドア派ですが少しの興味を胸に上野へ!

私は平日、そして開館すぐを狙っていったのですがそれでも既にたくさんの人がいました。休日になるとなかなか展示が見られないほど混雑するようで、東京ってすごいなと思いました。ちなみに大人の入場料は2000円、入場者数は20万人を突破したそうです。

 

早速入り口ではこんなかわいいものを配布していました、「海の免許書風割引カード」。

(魚のことは分かりませんがマダラでした!)

 

 

 

 

こちら平日限定先着500名、日替わりだそうです。次回の入場料割引クーポンコードがついていて、これは集めたくなっちゃう人がたくさんいそうですよね。

人文学部では博物館学の授業がありますが、私もその授業で企画展の立案をやったので、このような楽しい工夫にテンションが上がりました。

 

知識のない私は解説を聞かなきゃ何も分からない、ということでオーディオガイド(600円)を借りて鑑賞スタート。内容について触れると長くなってしまうので割愛しますが、子どもから大人まで楽しめる大満足な内容で、2時間ほど楽しみました。知識ってたくさんあるといいなと思いますよね。

そして最後はミュージアムショップへ、海展とサンリオのハンギョドンとのコラボグッズがたくさんありました。

私は記念にクリアファイルを買いました。(クリアファイルって安いし薄いし絶対使うのでよく買ってしまいます)

 

そしてこの後は限られた時間で常設展示の方も行けました☺こんな風にひとり科博を満喫した私は家に帰ってからも科博のことを調べてみました。すると公式のYouTubeチャンネルを発見!こちらには展示の監修をした研究者の方々のトークセッション動画が4本も上がっていて興味深く拝見しました!これが無料で見られたなんて!さらには動画の最後には割引コード付き、そしてこれを見てから行けばもっと楽しめたのに~と思いました。やはり解説があってこそですね。

 

今度の特別展は「和食」がテーマだそうです。みなさんも東京に行く機会があればぜひ公式YouTubeチャンネルで予習をして科博へ行ってみてください。人文学部のみなさんはきっと楽しめるはずです!

(人文学部4年 F)