2014/04/09
【講師】高橋征仁(人文学部・教授)
【開催場所】山口:吉田キャンパス
【開催日時】05月25日~06月15日 毎週土曜日 計4回 13時30分~15時00分
【内容】 誰かが傷つけられたり、ズルをしたりする場面に遭遇すると、私たちは強い憤りを覚えます。それだけでなく、
そうしたニュースや噂を耳にしただけでも、強い道徳的な感情が芽生えます。そのとき、私たちは自分の抱いている
「正義」について、ほとんど疑うことはありません。しかし残念なことに、「正義」は、文化や個人によって異なる
場合があるということも事実です。こうした道徳的判断の普遍性と多様性について、この講義ではJ.ハイトをはじめと
する進化心理学の研究成果を紹介していきます。
一回目:青年期における道徳性の揺らぎ
二回目:道徳性は理性の産物か?
三回目:道徳性は進化の産物か?
四回目:テストステロンと道徳性
【受講者数】27人
「先生は漫談家みたい」「楽しかったです」「髙橋先生の研究に脱帽」などの高い評判がありました好講座であった。