人文学部で学んだこと(第5回):哲学コース3年生Eさん

在学生の視点から、人文学部で学べることをインタビュー形式で紹介してもらうコーナーの第5回目です。

今回は、哲学コース3年生のEさん(山口県出身)です。


  • 山口大学人文学部に入るまで

――山口大学の人文学部を受験することに決めたのは、どういったことからですか?

歴史や哲学などの高校までの社会系科目がもともと好きで、そこに該当することについて学びたいと考えていたことに加え、地元に近く、将来地元で就職したいと考えていたことが大きな理由です。

 

  • 人文学部で学んだこと

――なるほど。人文学部に入学後、特に学んだことについて、何が面白かったですか。また、それによって自分はどう変わりましたか?何か覚えていることを教えてもらえれば。

初めて哲学の授業を受けた際に、予想より専門的であったことが印象的でした。実際に受けるまでは高校の倫理のようなものかと思っていたのですが、1つの問題についてより深く掘り下げていくことがとても興味深く感じました。また、哲学的な問題について自分では思いつかなかった考え方や反論などを知ることができ、様々な視点から考える重要性を学ぶことができました。

 

  • 卒業後の進路

――そうなんですね。1つの物事を深く思弁していく学問ですからね。面白そうです。ちなみに卒業後の進路はどういった方向を考えているのですか?

何か人の役に立つような仕事がしたいと考えていたので、今は県庁や市役所のような地方公務員を目指しています。様々な視点から考える力を活かしていけたらいいなと考えています。

 

  • 高校生に向けて

――いいですね。広い意味でやっぱり「言葉」と関わる進路を考えておられるんですね。最後に、山口大学の人文学部を志望している高校生に向けてメッセージをお願いします。

人文学部と一言で言っても哲学や歴史、言語など多くの分野があり、自分の興味によって様々なことを学ぶことができると思います。興味のあることについて深く学ぶことができることがこの学部の良さだと思います。今は受験勉強がとても大変な時期かと思いますが、頑張ってください。


第5回目は以上です。Eさん、ありがとうございました。

今後も人文学部の在学生たちから、「人文学部ではこういうことが学べるよ」といったことを紹介していってもらう予定です。