つれづれなるままに~山大生 夏の旅日記~後編

こんにちは。2年生のMです。前回(「つれづれなるままに~山大生 夏の旅日記~前編」)に続いて、私の山口市内の旅の様子をお伝えします。前回は、ガラス工房でのとんぼ玉制作体験の様子をお伝えしました。
今回は、湯田温泉街周辺の散策の模様をお伝えします。湯田温泉街は、山大から徒歩や自転車で行ける場所で、山大生ならきっと誰でも行ったことがあると思います。その名の通り温泉街で、ホテルや旅館、居酒屋が多く、観光客が多いです。また、周囲には、サビエル記念聖堂や瑠璃光寺などの観光スポットが豊富です。デパートやレストランもあるので、観光客のみならず、地元の人や大学生で賑わっています。
私は今回、特に行く場所を決めていたわけではなく、なんとなく散策しているうちに、今まで知らなったスポット(?)を見つけました。それらを紹介することで、皆さんに山大付近の街の雰囲気を知っていただきたいです。

まず紹介するのは、「足湯」です。湯田温泉街には、無料で入れる足湯スポットが多く存在します。例えば、湯田温泉駅にも足湯がありますが、電車の待ち時間に足湯に浸かることができます。

湯田温泉旅館協同組合HP(湯田温泉「足湯・手湯情報」)

私が今回行ったのは、「湯の香通り」の足湯です。ここは、夜10 時まで入ることができるので、一日の終わりに足湯に浸かって疲れを取ることができますよ。私は以前、冬の大学帰りに友人と来たことがありましたが、ライトアップされた足湯の雰囲気が良く、また湯が温かく心地良かったので、危うく寝るところでした。足湯は、免疫力アップや冷え性改善といった効果がたくさんあるようです。私は今回夏の昼間に浸かったので、「暑い中熱い湯に入っても気持ちよくないのでは…?」と思っていましたが、実際入ってみると、確かに熱いけれど、気持ちの良い汗をかきました。

次に、「スペースパンプローナ」のからくり時計を紹介します。「スペースパンプローナ」は、山口市街道場門前にある小さな広場。実は山口市は、フランシスコ・サビエルが日本で初めてキリスト教の布教を許可された地であり、その歴史的背景からスペイン・パンプローナ市と姉妹都市になったそうです。それを記念して、市がえびす橋を広場として整備し、その際にパンプローナ市をイメージしたからくり時計も設置しました。このからくり時計は、スペインで7月に行われる「牛追い祭り」がモチーフ。

正時毎に、バスク風のメロディーに合わせて人形が動きます。時計の側にあった看板には、パンプローナ市出身の有名な女性歌手、アマイア・ロメロさんについて書かれていました。彼女は、パンプローナ市に整備された、「ヤマグチ公園」での青春時代の思い出を歌詞にした「Yamaguchi」をリリースし、両市の架け橋となっているそうです。

アマイアさんの歌「Yamaguchi」→(44) スペインでヤマグチ!? – YouTube

山口の魅力はまだまだあります。その魅力を実際に山口に来て、発見してください!

2年(M)