資格課程履修希望者必見!! 「1年生の時の生活」

歴史学コース・日本史中世ゼミ4年のA.Tです。

前回は2022年8月23日(火)、オープンキャンパスの「とある1室」の様子でした。読んで頂けましたでしょうか?「学生の今!」から遡れるよう順に記載しますので、そちらもご覧頂ければと思います!今回は、私の大学「1年生の時の生活」についてお話します。

山口大学の授業

セメスター制の授業とクォーター制の授業の2種類があります。セメスター制は1年間を前期・後期の2学期制に分けて行う授業のことで、大半の科目はこのタイプに該当します。クォーター制は、それぞれの学期をさらに前半と後半に分けて行う授業のことです。人文学部では、共通教育の科目や入門講義の科目(文学と言語学)、教職課程の科目の一部がこのタイプに該当します。また、前期前半・前期後半、後期前半・後期後半と呼んでいますが、前期前半は、4月~6月上旬でクォーター1(Q1)、前期後半は、6月中旬~8月上旬でクォーター2(Q2)と分け、後期前半は、10月~11月をクォーター3(Q3)、後期後半は、12月~2月上旬でクォーター4(Q4)と場合によってはこのように記載されます。

履修登録と基準単位と修得単位

入学したらすぐに履修登録をします。1年生の時は、全学部生が履修する共通教育の科目を学びます。例えば、クォーター制の授業に、「人間の発達と育成」という科目があります。この科目には「人間の発達と育成1」と「人間の発達と育成2」がありますが、担当される先生によって学習内容の詳細は様々です。「人間の発達と育成1」は履修登録の際、学籍番号の前半か後半かで分けられました。「人間の発達と育成2」は履修登録の際、「抽選」という形が取られていました。「抽選」と記載がされている科目が数科目ありました。その中から第1希望、第2希望…と複数履修登録します。希望者が少ない科目についてはそのまま履修でき、希望者が多い科目については「抽選」という形で振り分けられます。全員が必ず第1希望の科目を履修できる訳ではありません ( ;∀;)

1年生の前期前半の授業から、共通教育の科目の授業、人文学部の授業、教職課程の授業、司書課程の授業があります。卒業要件の「修得可能な単位が各学期26単位」までで、1年生で卒業要件の修得可能な単位は52単位までとなります。資格課程については、一部の科目は卒業要件の単位に含まれます。しかし、ほとんどの資格課程の科目には、卒業要件の単位に含まれず「卒業要件外の単位」となるため、色んな資格課程の科目が履修できます。1年生から3年生までは、卒業要件の「修得可能な単位が各学期26単位」までとなっており、4年生は「制限なし」となっています。時間割は各自で組むため、基準単位と修得単位の項目が複雑だと思う時は、履修登録の際「履修の手引き」や「修学支援システム」、「シラバス」をよく見て、必要な科目の相談や取り忘れがないよう保護者や友達、担当のゼミの先生や先輩方、学務の方等に聞いて貰ったり見て貰ったりするとスムーズに進みます。

前期の授業は何を受けたの?

私は、開講されている「共通教育の科目の授業」と「人文学部の授業」を中心に、司書資格の取得に向けて前期から「司書課程の授業」を履修し始めました。なぜ、司書資格の取得かというと、山口大学に入学したい理由のいくつかある中の1つに司書資格の取得があったからです。「図書館概論」と「図書館サービス概論」は人文学部の授業でもあり司書課程の授業でもあります。「図書館概論」が、上記にもあった「資格課程については、一部の科目は卒業要件の単位に含まれます。」にあたります。

司書課程は、1年生は履修可能な科目が少なく、前期の履修は2科目のみでした。空きコマもあったので時間がもったいないように思いました。また、初級外国語としてフランス語・ドイツ語・中国語から1科目を選択・履修し、前期前半・前期後半共に週2回ありました。私はフランス語を履修しました。フランス語は、会話を重視して行う日と文法を重視して行う日が曜日で分かれていました。集中講義以外に前期に履修していた科目は週に21コマありました。

1年生 前期 時間割(PDFで開きます)

後期の授業は何を受けたの?

後期も共通教育の科目の授業を中心に、人文学部の授業、司書資格の取得また、中学校教諭教育一種免許状(社会)と高等学校教諭教育一種免許状(地理歴史)の取得に向けて後期から教職課程の授業を履修し始めました。人文学部の専門の「分野入門」や「リテラシー科目」の科目が受けられるようになります。自分が研究したい分野の科目を優先して取るのか、資格取得や教員免許取得に必要な科目等を考えて取るのか、シラバスと呼ばれる授業計画の内容から興味がある科目を幅広く取るのか、卒業要件の単位等も考えるので履修スタイルは学生によって様々です。

集中講義は、土日祝日や長期休業中の一定期間を利用して行う短期集中型の講義と、平日の時間割に組まれている科目や、平日の放課後にある科目もあります。司書課程では、「図書館情報資源概論」の授業は集中講義でした。年末年始の冬季休業を利用して実施されます。この年は12月27日(金)・12月28日(土)・1月4日(土)・1月5日(日)に実施されました。(近年はクリスマス前後に行われているみたいですが…)集中講義を受けても年末年始の休みは5日ありましたが、課題に追われていたと思います(-_-;)

教職課程について、本来は1年の前期に「教職概論A」と「教育原論A」を履修し、後期に「教育課程論A」を学ぶので最初はとても不安でした。しかし、順序が逆になっても大丈夫でした。「教育課程論A」の授業は集中講義でした。土日祝日を利用して実施されます。この年は10月20日(日)・11月2日(土)・11月17日(日)・12月15日(日)に実施されました。また、教職課程の履修を始めてから、他学部の学生さんとの交流が増えました!考え方の違いなども共有できとても良い刺激を受けました(#^^#) 集中講義以外に後期に履修していた科目は週に19コマありました。

1年生 後期 時間割(PDFで開きます)

人間関係ってどうやって築く?

入学前の「新人さんいらっしゃ~い!」というイベントに参加しました。その時、同じ学部の子の数人と仲良くなりました。初対面の人に話しかけるのは緊張しますが、とにかく「人文学部の学生をはじめ他学部の学生にも積極的に声を掛け続けた」ことで、私は沢山の素敵な友人に恵まれたなと思います。

友人たちとよく遊びや食事に出かけたり…同じ誕生日月の友人たちとお店で誕生日会を兼ねた食事会をしたり…テスト最終日、友人たちと遊びに出かけ夜は大家さんの許可を得て敷地をお借りして線香花火等をし、その後も話が尽きず友人の部屋に泊まったり…手作りのオードブルと食後のデザート等を準備し、友人の部屋でハロウィンパーティー。その時も話が尽きず遅くまでおしゃべり🎃

部屋や時間を有効活用するため毎回食事は、同じアパートに住む私のキッチンで作り、皆で友人の部屋に運んで遊んでいました🍙遊ぶ時も、泊まる時もいつも気心が知れた女子グループなので毎回笑いが尽きず本当に楽しかったです v(*≧▽≦*)v

 

2019年12月初旬にコロナウイルス感染者が海外で出たのを知り、下旬から友人たちと遊びや食事は感染対策のため出かけないで、お互いアパートにいても楽しめるような工夫して、line電話やzoomを使っていました💻

 

それでは今回はこの辺で…(╹◡╹)ノ~

次回、私が書かせて頂く際には、2年生の時の大学生活を紹介していきたいと思います。

資格課程の履修を続けた私の生活はどうなったのか…💦 お楽しみに😊

4年(A.T)

 

注:カリキュラム及び開講時期等は,年度により異なります