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なぜ日本語?

  • 2017-08-04 (Fri) 17:11

「なぜ日本語を勉強しましたか」とよく聞かれます。私の返事は「無知と好奇心」と決まっています。高校時代は、ドイツ語に翻訳された日本文学を少し読んだことがありました。高校卒業後は、一人の日本人にドイツ語を教える機会がありましたが、その方と話してみると私が日本のことを全く知らないことに気がつきました。大学に入ると何か新鮮で新しいことも勉強するつもりでした。当時の修士課程に入り、ドイツ文学を専攻、副専攻に哲学と日本学を選びました。初めての日本語の授業で、日本人の先生が漢字仮名混じりで「お早う御座います・・・」などとすらすら黒板に書きました。これを辿々しくノートに写しても話は殆ど分かりません。授業後に先生に確認しました。ここは、本当に初心者のためですか。「勿論」とニコニコ答えてくれました。骨を折る勉強で、周りの同級生は、40人程度からいつの間に7,8人まで減りました。辞書が何冊も必要で、持ち運ぶ荷物はいつも重たいです。漢字を一つ覚えれば、覚えたはずの漢字を二つ三つ忘れてしまうことの連続でした。30年前のことですが、日本語の勉強は続きます。その合間にドイツ語とドイツ文学を教えています。そして、日本文学とドイツ文学の比較研究を行っています。

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Franz Hintereder-Emde

異文化を通じて、自分の視野を広げ、自らの文化を再確認する。

【コース】

欧米言語文学コース

【分野】

ヨーロッパ文学・比較文学

【研究領域】

ドイツ近代文学、比較文学、文化科学

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