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ドイツの留学生活あれこれ

  • 2018-01-05 (Fri) 16:04

山口大学人文学部言語文化学科四年生の坂本泰祐といいます。ヨーロッパ言語・文化コースに所属し、ドイツ文学、特に詩をテーマとして研究しています。

私は昨年の春からドイツの協定大学エアランゲン大学で留学をしています。1日、ビール祭り(Berg)に他の日本人学生と参加。思ったより寒かったため、風邪を引き翌日から三日程寝込みました。また、この間DHLから荷物が届くことになっていましたが、番地不明という連絡があり、何度か電話で確認した末、6日に無事受け取りました。7日に大学のHPで試験の登録をしました。17日に床屋へ行き、19日にビザがおりました。また、ニュルンベルクの国立民族博物館とおもちゃ博物館へ行きました。また、現在は夏休みにフィンランドへの旅行を計画し、飛行機と宿を予約しました。

先月は何かと忙しく、ほとんど卒論の資料を集められませんでしたが、今月からまた再開しています。とはいえペースが遅く、あまり進んでいるとは言い難い状況です。四月はバッハマン(オーストリアの詩人)の随筆を一つ読み、一部卒論に引用しました。和訳部分は自分で訳して付けましたが、原文が非常に難しく、正確さに自信がありません。今月はバッハマンの作品について書かれた黄色い文庫本のようなものを読んでいますが、卒論に直接使えるかどうか不明です。

また、昨年山口大学に交換留学していたLさんがタンデムパートナーになっています。Lさんは理系なので、医学用語など聞かれることもあり、焦っています。

 

授業・講義感想

語学授業は同じレベルでも先生によって教え方にかなり差があるように思います。また、生徒達は出身国以外にも年齢や課程にもばらつきがあり、日本との違いを感じました。講義は難しく、なかなかついていけないことも多いですが、わかると非常に面白いです。

 

フィンランドへの旅

私は八月一日から四日までフィンランドに旅行しました。まずヘレン・シャルフベックの絵を見るため、ヘルシンキのアテネウム美術館を訪れました。彼女はフィンランドを代表する画家で、私は以前から彼女の絵が好きだったので、この夏休みは本物の絵を見に行く良い機会でした。

次の日、現代美術館と歴史博物館を訪れました。特に、歴史博物館に陳列されていた大量の古い聖母や聖人達の木像が印象的でした。

三日目に訪れたシネブリュコフ美術館には貴族達の肖像画が数多く展示されており、写真以上に歴史を想像させました。また、その道中で蚤の市を見つけて立ち寄り、小さな皿を一つ買いました。

翌日ドイツに戻り、九日から十五日まで南独ツアー旅行に参加しました。ケルンやヴュルツブルグ、ローテンブルグ、ミュンヘン等の諸都市を訪れ、特にミュンヘンの豪壮な宮殿に圧倒されました。

二十二日に市の博物館で或る画家の企画展を見ました。様々な絵がありましたが、とりわけ風景画が目を引きました。印象派等の影響を受けた人のようです。

二十七日は城の庭園で開かれた詩の祭典に行きました。この祭典は作家達による朗読会が主ですが、校舎と図書館内で文学に関する展示もなされており、どれも非常に興味深いものでした。

 

ウィーンへの旅

九月二日から五日までウィーンに旅行しました。まずシェーンブルン宮殿を訪れました。この宮殿は瀟洒でとても美しく、特に皇帝の執務室と皇后の書斎が印象に残りました。それから宮殿の巨大な庭園を散歩しました。その後ゼセッションという建物を訪れ、グスタフ・クリムトの壁画を見て深く感動しました。また、その建物もまた独特で美しかったです。

次の日、クリムトの絵を見るため、ベルヴェデーレ宮殿を訪れました。この豪華な宮殿ではクリムトのほかにも様々な絵画を見ることができました。

最終日に美術史美術館を訪れました。そこには教科書や画集でしか見られぬような名画や美術品、宝物が大量に並んでおり、気も狂わんばかりでした。もっと見ていたかったのですが、この美術館はあまりに大きく、残念ながら全てを見る時間はありませんでした。近くもう一度訪れるつもりです。

十三日から二十九日までドイツ語強化コースに参加し、その催しで他の生徒や先生達とヴュルツブルクを観光しました。宮殿が美しかったです。

駅前にあるプロテスタントの教会です。エアランゲン市に教会が複数あり、時間になると一斉に鐘を鳴らします。

駅前にあるプロテスタントの教会です。エアランゲン市に教会が複数あり、時間になると一斉に鐘を鳴らします。

画面の黄色い建物はオランジェリーと呼ばれる温室です。ルネサンス期の庭園によく建てられ、現在はイベント会場に使われることが多いです。写真は現在校舎になっている城の庭園で開かれた無料演奏会のものです。この演奏会は定期的に開かれ、多くの人々が様々なジャンルの音楽を楽しみました。

画面の黄色い建物はオランジェリー(柑橘館)と呼ばれる温室です。ルネサンス期の庭園によく建てられ、現在はイベント会場に使われることが多いです。写真は現在校舎になっている城の庭園で開かれた無料演奏会のものです。この演奏会は定期的に開かれ、多くの人々が様々なジャンルの音楽を楽しみました。

エアランゲン市の劇場です。1715年から建設され、ドイツで唯一のバロック劇場だそうです。入ると時代をタイムスリップしたような別世界です。上演される演劇は近現代の作品が多いです。

エアランゲン市の劇場です。1715年から建設され、ドイツで唯一のバロック劇場だそうです。入ると時代をタイムスリップしたような別世界です。上演される演劇は近現代の作品が多いです。

 

 

 

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プロフィール
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Franz Hintereder-Emde

異文化を通じて、自分の視野を広げ、自らの文化を再確認する。

【コース】

欧米言語文学コース

【分野】

ヨーロッパ文学・比較文学

【研究領域】

ドイツ近代文学、比較文学、文化科学

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