Home 教員紹介 | 人文学科 | 日本・中国言語文学コース 根ヶ山 徹

教員紹介

人文学部人文学科 日本・中国言語文学コース

根ヶ山 徹

NEGAYAMA Tohru
“二十一史,一部伝奇也”――真なる現実か,仮なる演劇か?
分野中国文学
担当授業
(学部)
中国文学史
中国文学特殊講義
中国文学講読
中国文学演習
中国文学卒論基礎演習
中国文学卒論発展演習
担当授業
(研究科)
中国文学論
中国文学論演習(中国文学研究)
中国文学論演習(中国文学講読)

主な研究内容

中国明末清初における文学を中心とする文化の諸相について,演劇を題材に検討しています。中国の伝統的な文学観のなかで、演劇は軽視されてきましたが,少なくとも当時においては文学史の主要な地位を占めていました。研究の重点は,湯顕祖『牡丹亭還魂記』とその周辺。授業では演劇の脚本を読んで,真なる現実を離れ,仮なる演劇の世界に遊んでもらっています。近年は中国の詩文が日本中世の禅僧にどのように読まれてきたかについても興味をいだいています。

学問のことなど

戦国末期の『荘子』人間世篇に、石(せき)という大工の棟梁と神木の櫟(くぬぎ)の木の精との問答が見えます。実が熟せば枝を折られ、寿命をまっとうできない果樹とは違って、役立たずであるがゆえに、伐りたおされることもなく巨木になることができた櫟は、無用の用を力説します。棟梁の石は、櫟の処世は世俗とは異なっているとして、実用的か、功利的かという価値観だけでは世の中をはかれないことを弟子たちに諭します。
中国国家図書館(北京図書館)善本特蔵部に、足繁く通った時期がありました。厖大な量の書物のなかから、今から約400年前に出版された演劇の脚本を選んで手当たり次第にひもときました。そのなかには海内の孤本、つまり世界に一冊しか残っていないものも多くありました。わざわざ中国まで出かけて、何のために図書館なんかに、と聞かれても、簡単には説明できません。好きだから、ただそれだけです。荘子のような深奥な哲学、確乎とした反俗精神を持ち合わせているわけではありませんので、単にみんなと同じ事はやりたくないという天の邪鬼な性格が影響しているのかもしれません。

さらに詳しく知りたい方へ

→ 根ヶ山 徹ブログ
→ 山口大学 人・知・技(根ヶ山 徹)

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