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教員紹介

人文学部人文学科 欧米言語文学コース

太田 聡

OHTA Satoshi
君はまだ「暗記」?! 文法は理屈がわかれば暗記は不要。
分野英語学
担当授業
(学部)
英語学概説(形態と音声)
英語学特殊講義(形態・音韻論)
英語学講読(形態・音韻論)
英語学演習(形態・音韻論)
英語学卒論基礎演習
英語学卒論発展演習
担当授業
(研究科)
英米語論(形態・音韻論)
英米語論演習(形態・音韻論)
英米語論演習(日英比較音韻論)

主な研究内容

私は、日英語の「語の文法」を研究しています。一般に「文法」と言うときには、読んで字のごとく「文を作るための法則」を主にさしますが、私は、それよりは、語レベルの規則や原理に興味があります。「この単語はなぜここにアクセントがくるのか」、「この単語の名詞形はどうしてこういう形になるのか」というような(普通は暗記で済まされる)事柄に説明を与えたいのです。小さなことにこだわるようですが、小さなものの中に隠れた法則を発見したときの喜びは小さくはありません。そして授業では、日本語の例と英語の例をたくさん取り上げて比較させ、日英語の相違点だけでなく、意外なほどの共通点にも気づいてもらえるように心がけています。

学問のことなど

高校・大学入試の英語の試験には、「次の4つの単語の中でアクセントの位置が違うものを選びなさい」とか、「次の単語の〇〇形を書きなさい」というような、語に関する問題が出題されます。そうした問題が全体に占める割合はごく一部かもしれませんが、ただ知っているか否かだけで終わらせるのが私は嫌でした。文のレベルであれば、例えば、「主語が3人称で、時制が現在ならば、動詞に-sを付ける」というような決まりは学校で教えてもらえます。しかし、語の発音・アクセントや形の変化に関しては、「そうなるので覚えましょう」で済まされてしまいます。例えば、(同じ2音節語なのに)earlyは比較形がearlierとなっても、famousはfamouserとはなりません。なぜでしょうか? Americaという語は(A-や-ri-でなく)-me-のところにアクセントがあるのはなぜでしょうか? 日本語でも、例えば、「平仮名」は「ひらがな」と濁るのに、「片仮名」は「かたかな」と濁らないのはなぜでしょうか? また、「ワードプロセッサー」は「ワープロ」といった略し方が可能なのに、「パートタイム」を「パータイ」とは略さないのはなぜでしょうか? このように語にも色々な不思議があります。それらを、ただ「そんなもの」としか思わないのではなくて、「説明したかった」というのが私の研究の主な動機です。例えば、ノーベル賞を取るような物理学者は、自然現象に関することを誰よりも沢山丸暗記したから素晴らしいのではなくて、普通の人が気に留めないようなところに「なぜだろう?」と関心を抱き、その謎を解いた(説明した)ことが賞賛されるのだと思います。語学はとかく暗記物(中でも単語はそのまま覚えるもの)と見なされがちです。が、ことばの中にも沢山の不思議があって、そしてそれらをじっくり観察・考察していくと、見事な法則が浮かび上がってきます。そうした発見の喜びを味わえるのが大学での言語研究の醍醐味だと、私は思うのです。

さらに詳しく知りたい方へ

→ 太田 聡ブログ
→ 山口大学 人・知・技(太田 聡)

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